前回のエントリーで序盤のキーとなる電力の作り方について書きましたが、今回は中盤のキーとなる硫黄の作り方について取り上げようと思います。(再度、同じ文章を記載することは避けますが、今回のエントリーも前回のエントリーと同じくゲーム攻略や内容に関するネタバレを含むエントリーとなっていますのでご注意ください。ご自身の努力のみでゲームを攻略したい方等におかれましては、以下及び以降のエントリーは読まないようにしていただければと思います。)
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電力が作れると、電力で動く様々なアイテムを用いてどんどん自動化が進められ、また特段の障害なく赤と緑のサイエンスパックも作れて技術開発も進み、ゲーム中盤までスムーズに楽しめるのではないかと思います。
赤と緑のサイエンスパックで研究可能な技術を全て研究し終えると、次は青のサイエンスパックを作らないとこのゲームを先に進めることができなくなります。この青のサイエンスパックを作るには、原油を精製して、硫酸やプラスチック等の石油関連製品を製造することが不可欠になってきます。なので、このゲーム上で原油を掘り出して精製して石油関連製品を作るプロセスに必然的に着手することになるのですが、私がこのゲームを進めた時にはここでもちょっとした詰まりポイントがありました。
わかってしまえば、またこのゲームに慣れてしまえば当然のことのように思えてくるのですが、初めてこのゲームを進めた時にはなかなか今では当然のことのように思えるポイントも詰まりポイントになり得ました。なので、同じポイントで詰まる方々もいるだろうと推測し、このエントリーを書くこととしました。
私の実際の詰まりポイントは、硫酸を作る材料となる硫黄を作成する、化学プラントの取り扱いでした。具体的なこの詰まりポイントを説明する前に、油田から硫黄を作るまでをさくっと組んでみた次の画面キャプチャーを見ていただければと思います。
画面中央上部で、インサータが実際に作成された硫黄をチェスト(箱)に移動しているのが確認できると思います。なので、上の画面の中央上の小さな箱の下にある大きな建造物が化学プラントになります。ですがこの通常の画面だと初見の人はこれで何をやっているかさっぱりわからないと思いますので、もう1つ画面キャプチャーを載せて、文章で何をやっているか説明したいと思います。まずは以下の画面キャプチャーをご覧ください。
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これで何をやっているかがより理解しやすい画面になったと思います。(altボタンを押すとこの画面表示に変わりました。)
まず、画面右下の緑色の建造物が油井で、この建物で地上にある油田から原油を掘り出します。この建造物は電気で動かしますので、この建物の右には電柱が見えます。ちなみに、この画面で動いている建物はすべて電気で動いています。
右下の油田から油井で掘った原油がパイプを横に伝って画面中央下の黒いしずくが表示されている貯蔵タンクに詰まっています。この原油の詰まったタンクに繋がっている左下の大きな建物が原油精製所です。この原油精製所はタンクに詰まった原油を三つの物質に分離するもので、その3つとは右からプロパンガス、軽油、重油です。上の原油精製所からの三つの出口から繋がっている左のタンクの赤いしずくで表されている部分に重油が詰まっていて、長いパイプの先の画面中央上の黄色のしずくのあるタンクには軽油が入っています。原油精製所から出て繋がっている一番右のタンク内(マークの無いタンク)にプロパンガスが詰まっていて、このタンクのプロパンガスを用いて硫黄を作ります。なので、このタンクに先ほど触れた化学プラントが繋がっているわけです。
この化学プラントには、プロパンガスが入っているタンクの他にもう一つタンクが繋がっています。化学プラントの右下の入力部分には画面上の水辺から引いて画面中央下からUターンさせて化学プラントにつないだ水の入ったタンクが繋がっています。つまり、プロパンガスと水を化学プラントで硫黄に変えているわけです。
長くなりましたが、これが地形上の油田から硫黄を作る一部始終になります。組み上げた姿は違っても、本質的に同じ構造で組めば同じように硫黄を生成することができます。ここで私が詰まったところを説明すると、化学プラントへのプロパンガスと水のつなぎ方でした。具体的には、上の画面では左下入力場所にプロパンガスをつなぎ、右下の入力場所に水のタンクが繋がっていますが、私は最初これを左右逆につないでしまったのでした。上の画面の化学プラントに表示されているマークを見てもらえばお分かりの通り、化学プラント右下入力は水、左下入力はプロパンガスと決まっていて、これを左右逆にしてしまうとウンともスンとも言わないのです。それで「なぜうまくいかないのだろう?」と小一時間悩み続けました。ゲームの特性を理解した今となっては全くもって初歩的なエラーですが、これで詰まった時には本当に原因がわからずに別の場所でも繰り返し組んで、相変わらずうまくいかず苦労したりしました。
なので、このゲームの特性が十分理解できていない状況では同じような事態に直面する人がきっといるのではないかと思ってこのエントリーを書いたわけです。
追加で記載すると、この形で組むと最初はちゃんと硫黄が作れますが、しばらくすると硫黄生成を突然、停止してしまいます。最初これに直面するとまた何が起こっているのかわからず、なぜ突然硫黄を作るのを止めてしまうのかと悩むことになります。結論をさっさと記載してしまうと、原油精製所では原油を3つの生成物に分離しているので、上ではプロパンガスしか使っていないのですが、どこかのタンクがいっぱいになってしまったら、例えば重油や軽油のタンクが一杯になると、精製所は原油の分離処理自体をやめてしまい、プロパンガスの生成が止まってしまうために、硫黄の生成も止まってしまうのでした。
このポイントも悩みポイントの一つで、私はしばらくこの現象の理由がわからず、別の油田で全く同じ仕組みでまた一から硫黄生成を構築してしまいました。しかしながら何度作っても、しばらくすると全く同じように動かなくなるので、やっとその原因に気づくのでした。
なので、この現象を回避するためには、使用していない重油や軽油のタンクをつないで保管場所を拡張するか、固形燃料でも作って、軽油や重油のタンク内も費消してしまえば良いことになります。固形燃料は以降でロケット燃料の原料になりますので、一部を固形燃料に変えてしまっても全くの無駄にはならないので、スペース節約の観点を合わせて考慮してもオススメの対応方法になります。
というわけで、原油を精製し石油関連製品を生成するところで、また1つこのゲーム上では詰まりポイント、悩みポイントがあるという話でした。
同様のところで悩んでいる方がいらっしゃいましたら、参考としてください。
・このエントリーの次のエントリーはこちら。
Factorio攻略メモその3(紫のサイエンスパックの作り方)ネタバレ注意!
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