今回のエントリーは前回の続きで、実例を画面キャプチャーを交えてとりあげ、流通ロボットの使用方法の説明の続きを記載しようと思います。
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前回の説明で、アクティブ供給チェストを起点とした流通ロボットによるアイテムの自動運搬についてはイメージがつかめたのではないかと思いますが、今回はパッシブ供給チェストを使って、同じようなテストを進めます。
まず、最初に前回と同じセッティングで、パッシブ供給チェストに電子回路を置きます。
ここでもう、アクティブ供給チェストに電子回路を置いた時と、結果がまるで違います。アクティブ供給チェストに電子回路を置いたときは、流通ロボットが間髪入れず、すべての電子回路を貯蔵チェストに運んでしまいましたが、パッシブ供給チェストに電子回路を入れたときには、流通ロボットは何も行動を起こしません。
それでは、要求チェストから要求された場合はどうなるでしょうか。要求チェストを開けて、物流のところに電子回路をセットし、要求してみます。
すると、要求した通り、流通ロボットが電子回路を要求チェストに運び入れてくれます。
次にプレイヤーから要求してみます。まず、要求チェストに入力した要求を取り下げ(流通のところで右クリックしてキャンセル)、要求チェスト内にある電子回路を手動でパッシブ供給チェストに戻した後、以下の画面のように、Eボタンを押して出てくる画面の物流に電子回路をセットします。
すると、以下の画面のように、プレイヤー宛に物流ロボットが電子回路を運んできてくれました。
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つまり、アクティブ供給チェストとパッシブ供給チェストの差は、具体的に要求がない時にアイテムを手放すか手放さないかの差になっています。なので、貯蔵チェストでアイテムを管理、保管したければアクティブ供給チェストを使い、実際に使用するまでは作成した工作機械等の近くにそのまま置いておきたい場合は、パッシブ供給チェストを使えば良いことになります。
したがって、実際の使用においては、すべて貯蔵チェストに自動的に運び入れてしまうと貯蔵チェストが多量に必要になってしまいますから、パッシブ供給チェストを多用することになると思います。特に、作りすぎても困るアイテムは、パッシブ供給チェストを工作機械の出口にしておけば、チェストがいっぱいになったところで作成を自動的に止めてくれるので便利です。
でも、このような取り扱いとした場合に、パッシブ供給チェストに保管していて、遠く離れたところにいる時にちゃんと要求に応じてくれるのか心配になるかもしれません。私が実験してみたところ、この心配は杞憂でした。3つのロボットステーションを流通の供給範囲が途切れないようにつなげ、片方の端のロボットステーションの管理範囲にパッシブ供給チェストを置いてアイテムを保管し、反対側の端のロボットステーションの管理範囲からそのアイテムを要求したら、無事にそのアイテムを受け取る事が出来ました。
こんな感じで、とても柔軟に対応してもらえるので、私の場合はパッシブ保管チェストを多用しています。
最後に、今私はこの流通ロボットを使って、搬送ベルトのスパゲッティ状態を解消させている途中なのですが、この流通ロボットを使うとどれくらいFactorioのゲーム内の景色が異なるかを画面キャプチャー例で示したいと思います。
まず、以下が流通ロボット導入前です。
そして、以下が流通ロボット導入中の現在です。
一見して、複雑に入り組んでいた搬送ベルトがほとんど消えて、景色が変わっているかと思います。
流通ロボットに関する構成を見るには、以下の画面のほうがよりわかりやすいかもしれません。
この画面でお分かりの通り、現在のところ、5台のロボットステーションで流通ロボット運営を行っています。多分、流通ロボットが管理している範囲では、原則として搬送ベルトはいらないと思いますので、まだまだ道半ばといったところです。
それでは、流通ロボットを使用したベース構築のための参考になりましたら幸いです。
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